【2020年2月更新】
86 値引き

「月刊 新車値引き情報」とご覧いただきありがとうございます。
サイト管理人「キャンパーTsuyosi」です。

車両本体やオプションからの値引きばかりに気を取られがちですが、実は見積書のなかにはカット、値引きできる項目が存在することをご存知ですか?

新車を購入する場合、車両本体価格(オプション含む)の他に税金、保険料、リサイクル料金、販売諸費用がかかりますが、販売諸費用はディーラー(販売店)の代行手数料なので値引きが可能です。

トヨタ 86 販売諸費用(代行手数料)を値引きする方法


値引き可能な販売諸費用(代行手数料)

トヨタの公式HPでは、86の販売諸費用(代行手数料)の概算金額は66,939円となっています。

ディーラー手数料が含まれる販売諸費用(代行手数料)には、納車費用、車庫証明手続代行費用、検査登録代手続代行費用、下取り車手続き代行費用、下取り車査定料などがあります。

実際にかかる法定費用、販売諸費用(代行手数料)の相場を記載しますので、あなたの見積書と比べ販売諸費用(代行手数料)が高いようなら、カット、値引き交渉をして下さい。

車庫証明手続代行費用
法的費用 約3,000円
ステッカー代(500円程度)+申請費用(2,000円程度)
※軽自動車はステッカー代のみ
販売諸費用の相場 約11,500円~20,000円

実は車庫証明は、自分で取得することも可能です。

手続きも思ったより簡単で、警察署の交通課で必要書類「自動車保管場所証明申請書」、「保管場所標章交付申請書」、「自認書か保管場所使用許諾書」、「保管場所の所在地、配置図」を揃え、警察署へ提出すれば一週間程で交付されます。

⇒誰でもできる車庫証明書の書き方と必要書類のまとめ

自分で取得すれば、実施3,000円程度の費用なので1万円以上もお得です

但し、土日は申請の受付をおこなっていないので注意して下さいね。

会社を休めないなど、自分で手続きができない場合は、手数料のカット、値引きを申し出て下さい

検査登録代手続代行費用
法的費用 約3,000円
販売諸費用の相場 約15,000円~30,000円

「検査登録代手続代行費」とは陸運局でナンバーを取得するのに必要な費用です。

自分で手続きも可能ですが、手続きが面倒なので、こちらはディラーにお任せしたほうがよいと思います。

しかし、実質3,000円程度ですので、手数料が高いようであれば値引き交渉をして下さい。

下取り車手続き代行費用
法的費用 500円程度
販売諸費用の相場 約5,000円

「下取手続代行手数料」とは、下取りした車の名義変更、廃車手続きをおこなう費用です。

当然、下取り車がなければ発生しない費用ですが、下取り車に値段がつかず査定額が0円でも費用はかかるので「下取りに出したら、逆に損をした!」となる場合があります。

そんな場合は、廃車専門の買取業者を利用して下さい。

廃車専門の買取業者であればどんなポンコツ、事故車でもレッカー代、廃車手数料無料で引き取ってくれます。

下取り査定料
法的費用 0円
販売諸費用の相場 約5,000円~8,000円

下取り車の査定料金です。

新車の購入でディーラーを訪れると、必ずと言っていいほど「愛車の査定をいたします」と下取り車の査定をしてくれます。

この時は「下取り査定料」は取られませんが、新車を購入するとなったら見積書に明記されている事があります。

ディーラーは、下取り車の販売でも利益を出していますので、下取り車の査定はユーザーサービスではなく、必要な業務として必要不可欠なものといえます。

こういった行為に値段をつけてユーザーから費用をとっているのは、悪しき商法と言えます。

見積書に「下取り査定料」の記載があれば、すかさずカットを申し出ましょう

納車費用
法的費用 0円
販売諸費用の相場 約7,000円~10,000円

自宅まで車を納車してもらう費用です。

当然、自分で取りに行けばダダになりますので「納車は不要です。自分で取りにくるので納車費用はカットして下さい」と申し出ましょう。

一昔前なら「納車費用は新車のワックスコーティングを落とす費用等も含んでいるのでカットできない」と言って拒むセールスマンもいましたが、最近では、はじめから納車費用をカットしているディーラーも多いようです


タイミングが重要!販売諸費用(代行手数料)の値引きは契約直前に!

このようにディーラー手数料が含まれる販売諸費用(代行手数料)には、カットできる費用がたくさんあります。

新車を購入する際、車両本体やオプションからの値引きばかりに気を取られがちですが、販売諸費用(代行手数料)も重要な値引き要素になります。

それぞれの値引き金額は少額ですが、ちりも積もれば山となりますので、忘れずに値引き交渉をして下さい。

販売諸費用(代行手数料)の値引きに関する注意点ですが、はじめから販売諸費用(代行手数料)の値引きをお願いすると、その分、車両本体、オプション代からの値引き分を調整されることがあります。

値引きを切り出すタイミングは、新車の購入が決まった「ハンコを押す直前(契約直前)」に申し出ましょう!

セールスマンも目の前にハンコをチラつかされては「OK!」となる可能性が高いです。

まとめ 販売諸費用(代行手数料)を値引きする方法

  • 販売諸費用(代行手数料)は値引き可能!
  • 値引きできるのは、車庫証明手続代行費用、検査登録代手続代行費用、下取り車手続き代行費用、下取り車査定料、納車費用!
  • 契約直前(ハンコを押す直前)に交渉する!

トヨタ 86 グレード別 乗り出し価格

86を新車で購入した場合、税金(自動車税、環境性能割、重量税)、自賠責保険料、リサイクル料金、販売諸費用(代行手数料)を含めた乗り出し価格をグレード別に計算しました。

86のグレードはGT“Limited・Black Package”、GT“Limited”、GT 、G、GR SPORT、GRの6グレードで、GRグレード以外は6ATと6MTが用意されています。

86は全グレード同じエンジン型式となりますので、グレードによって最高出力に変わりはありませんが、主にスポイラーなどの外観やホイール、内装の質感によって価格に差がついています。

GRグレードは、剛性パーツ、サスペンション、ディスクブレーキなど、走りに関する部分に専用パーツが使用されていますが、GRのほうがより高性能なパーツとなっていて、シートもレカロシートとなります。

なお、計算条件は、値引きなし、オプションなし、4/1登録(自動車税12ヶ月分)、販売諸費用(代行手数料)はトヨタHP掲載金額(66,939円)で計算しています。

GT“Limited・Black Package”

86 GT“Limited・Black Package

GRグレード除いた中では、最高級のグレードになります。
brembo専用17インチアルミホイール(ブラック塗装/センターオーナメント付)、brembo製ベンチレーテッドディスクブレーキ(フロント・リヤ)を装備しています。

86 GT“Limited・Black Package

内装仕様
86 GT“Limited・Black Package

86 GT“Limited・Black Package

GT“Limited”

86 GT“Limited”

GT“Limited・Black Package”より、約18万円ほど安くなっています。
価格差はアルミホイールとディスクブレーキが標準仕様になっている為です。

86 GT“Limited”

内装仕様
86 GT“Limited”

86 GT“Limited”

GT

86 GT

GT“Limited”より、約21万円ほど安くなっています。
リアスポイラーが付いておらず、シート生地が本皮よりファブリック(上級タイプ)になっています。
リアスポイラー、本皮シートは好みによって好き嫌いが別れますので、好きな方にはコストパフォーマンスに優れた一台になります。

86 GT

内装仕様
86 GT”

86 GT

G

86 G

86の最廉価グレードのGTです。
アルミホイールが唯一17インチではなく16インチとなっています。
また、シート生地もファブリック(標準タイプ)、ステアリング、シフトレバーなどがウレタン、エアコンもマニュアルになるなど高級感は薄れています。
しかし、6ATではGTより41万円以上も安くなっており、乗り出し価格も300万円を切っています。
86はエンジン型式はどのグレードも同じなので、とにかく「86に安く乗りたい!」という方にはオススメです。

86 G

内装仕様
86 G”

86 G

GR SPORT

86 GR SPORT

走りに特化したグレードになります。
剛性パーツ、サスペンション、ディスクブレーキなど、走りに関する部分に専用パーツが使用されており、乗り出し価格も400万円を超えています。

86 GR SPORT

内装仕様
86 GR SPORT

86 GR SPORT

GR

86 GR

GR SPORT同様、走りに特化したグレードになりますが、さらに高級パーツが使用されており、シートもレカロシートになります。
乗り出し価格は約530万円となり、最も高級なグレードです。
GR SPORTと見た目で大きく異なるのはレカロシートですが、その価格差は100万円を超えます。
走りにこだわる方が選ぶグレードかと思います。

86 GR

内装仕様
86 GR”

86 GR

オススメのグレード GT

86 GT

86 GT

86のオススメグレードは、GTです。

GT“Limitedより約20万円安くなりリアスポイラーやシート生地などで差はありますが、機能面で大きな差がつかず86の走りを十分堪能できるスポーツカーらしいグレードになっています。

86の購入ガイド!値引き目標額と限界額!

86の値引きは通年で変動が少なく、緩む傾向にあります。
トヨタ全店(トヨタ店、トヨペット店、カローラ店、ネッツ店)で販売していますので、それぞれの販売店で競合させる「同士競合」が一番効果的です。
それに、ロードスターとの「ライバル車競合」、BRZとの「姉妹(兄弟)車」競合を絡めると、さらに値引きの上乗せが期待できます。

はじめはロードスター、BRZとの競合で交渉を進め、値引きが煮詰まってきたら86同士の競合に持ち込みましょう。

付属品を含めた値引き合計が30万円を超えたら特上クラスとなります。


トヨタ(TOYOTA) 86 値引き目標額
車両本体目標値引き額
21.0万円
平均目標値引き額(装備付属品込)
23.6万円
限界値引き額  (装備付属品込)
30.0万円
86 値引き限界額を引き出すテクニックはこちら

値引きを上乗せする方法


新車の値引きで重要なことは、「車両本体価格からの値引き」と「下取り車の値引き(下取り価格のアップ)」です。

下取り車がある場合、買取業者で査定をおこない下取り額と比較をおこなって下さい。

ディーラーの下取り価格と買取業者の買取金額では10万円以上の差が出ることはザラにあります。

買取業者は海外への販売、部品取り、オークションへの出品など販売ルートが豊富な為、ディラーの下取り価格より高い査定となる事が多いです。

時間をかけて値引き交渉しても、下取りで10万円以上も損したのではせっかくの努力が水の泡です。

愛車を高く売るなら一括査定がオススメ

買取業者へ査定を依頼するなら「一括査定」がオススメです。

自宅にいながら、インターネットで簡単な情報を入力するだけで、最大10社に一括で査定を依頼できる、とても便利はサービスです。

あたなの愛車を高く売るには、一括査定の買取金額とディーラーの下取り価格の比較は必ずおこなって下さい。

下取り車で損をしないため、まずは相場を確認!
簡単 車査定ガイド