プロフィール
ダイハツのベーシック軽セダン「ミライース」のOEM(他社ブランドの製品)となる、ピクシスエポック。
優れた燃費性能が特徴です。
先代から80kgの軽量化に成功により、さらなる空気抵抗の軽減を実現しました。
燃費スペシャルのモデルですが、極端な燃費競争を避け、その分を加速性能向上など走りの向上に力を入れています。
低コストでありながら「スマートアシストⅢ」を採用するなど、優れた安全性能と低燃費を実現したコストパフォーマンスに優れたモデルです。
直接のライバルはスズキの「アルト」になります。
販売データ
販売店
カローラ店・ネッツ店・一部のトヨタ店とトヨペット店
登録年月・モデルチェンジ
- 登録年月:2017年5月
ピクシスエポック ここが好き、ここが残念!
ここが好き!

- とにかく安い。100万円台からのモデルがある
- 普段の足代わりに最適な一台
- 低燃費でお財布に優しい
- コストパフォーマンス最高!
ここが残念!

- 低コストゆえに走行中の騒音が気になる
- 後席はスライドはなく、背もたれも左右一体となっている
人気No.1グレード
X SAⅢ グレード
主要諸元
全長×全幅×全高:3395×1475×1475mm
ホイールベース:2455mm
車両重量:670kg
最小回転半径:4.4m
エンジン種類:直3DOHC
総排気量:658CC
最高出力:49馬力/6800回転
最大トルク:5.8kg-m/5200回転
タンク容量:28l
ピクシスエポック X SAⅢグレードが売れている理由
ピクシスエポックでは上級グレードで2トーンインパネと14インチホイールを装着しています。
ブルーのデジタルメーターで見た目も高級感がありますが、価格は108万円と低価格を実現しています。
最上級モデルのG SAⅢよりは約13万円も安く、オートエアコン、アルミホイール、前席シートヒーター、前席サイドエアバック、キーフリーシステム+プッシュスターターなどが省かれます。
価格差13万円からするとG SAⅢのお得感がありますが、そもそもピクシスエポックの売りは低価格です。
普段遣いの足としては必要十分は装備を備え、100万円台の価格であるX SAⅢがベターと言えます。
Fグレード10ポイント評価
ピクシスエポック X SAⅢグレードの評価は72点です。
安全装備と燃費性能の評価が高く目立ちます。
ただ、一番の売りである低価格を実現するため、内装、快適装備などが犠牲になっていますが、逆に割り切ったコンセプトなのでシンプルです。
とにかく安い車が欲しい方には、嬉しい一台かと思います。
人気グレード ベスト3
ピクシスエポックの人気ベスト3のグレードと乗り出し価格です。
1位 X SAⅢ
ピクシスエポックX SAⅢ 乗り出し価格
2位 L SAⅢ
ピクシスエポック L SAⅢ 乗り出し価格
3位 B
ピクシスエポック B 乗り出し価格
人気ボディーカラー ベスト3
1位 ホワイト
2位 ブライトシルバーメタリック
3位 スカイブルーメタリック
燃費
2WD車(L SA Ⅲ、L、B SA Ⅲ、B)
- WLTCモード燃費:25.0km/l
- JC08モード燃費:35.20km/l
2WD車(G SA Ⅲ、X SA Ⅲ)
- WLTCモード燃費:25.0km/l
- JC08モード燃費:34.20km/l
4WD車
- WLTCモード燃費:19.0km/l
- JC08モード燃費:34.20km/l
ピクシスエポックは、熱の活用などでエンジン・CVTの効率を高めて、低燃費を実現しています。
また、車体の軽量化(先代より80kg軽量)や空気抵抗の軽減、LEDランプの採用など、低燃費化への様々な取り組みを実施しています。
安全性能
ピクシスエポックは、セーフティ・サポートカーS<ワイド>(サポカーS<ワイド>)です。
自動(被害軽減)ブレーキ(対歩行者)やペダル踏み間違い時加速抑制装置などの安全運転を支援する装置を搭載し、高齢者を含むすべてのドライバーの安全をサポートします。
昼間の歩行者も検知する自動ブレーキ、車線逸脱警報、ペダル踏み間違い時加速抑制装置などを装備しています。
※G“SA Ⅲ”、X“SA Ⅲ”、L“SA Ⅲ”、B“SA Ⅲ”に標準装備
自動ブレーキ
ピクシスエポックは、クルマだけでなく、歩行者との衝突回避もサポートしてくれます。
事故で一番多いパターンは「追突」です。
追突の原因としては「前方不注意」、いわゆるわき見運転などにより前を見ていなかったことが理由です。
ピクシスエポックは、走行中に前方の車両と歩行者を認識し、衝突の危険性があると判断した場合、ブザー音とメータ内表示でドライバーへ注意喚起してくれます。
さらに危険性が高まった場合には緊急ブレーキで減速し、衝突の回避や、衝突時の被害を軽減してくれます。
デュアルSRSエアバック&SRSサイドエアバック
前からの強い衝撃を受けた時、瞬時に膨張・収縮して、あたなと助手席の方の頭部、胸部を守ります。
また、側面からの衝撃も衝突側のシートに内蔵されたエアバッグが衝突の衝撃を緩和してくれます。
前後、左右の衝撃に対応できるのでとても安心です。
※G“SA Ⅲ”に標準装備
車線逸脱警報
「ついボーっとしてしまい、車線をはみ出していて危なかった。」
こんな経験は誰しもあると思います。
車線逸脱警報機能(レーンディパーチャーアラート)は、道路上の白線(黄線)をセンサーで認識し、ウインカーを出さずに車線を越える可能性がある場合、ブザーとディスプレイ表示による警報でお知らせしてくれます。
自動ハイビーム
夜間の運転は昼間の運転に比べ何倍も神経を使い疲れます。
一番の原因は暗くて歩行者やクルマが見えづらいこと。
そこで活躍するのが遠くまで明るく照らしてくれる「ハイビーム」ですが、このハイビーム、対向車にとっては眩しく視界がさえぎられとても危険です。
そのため、対向車が来た場合はロービームに切り替えなければいけません。
このロービーム、ハイビームの切り替えを手動で操作するのは手間がかかり忘れてしまうこともしばしば。
自動ハイビーム(オートマチックハイビーム)は、夜間の歩行者、対向車のランプをいち早く検知してハイビームとロービームの切り替えをサポートしてくれます。
切り替え忘れを防ぐほか、手動操作のわずらわしさも軽減してくれる便利な機能です。
誤発進抑制機能 インテリジェントクリアランスソナー
最近、「アクセルの踏み間違い」による事故をニュースなどで耳にします。
このような事故は、交通ルールを守り、安全運転を心がけてドライバーの方にも起こる事故であり、注意しているだけでは防げない事故だと思います。
インテリジェントクリアランスソナー(誤発進抑制機能)は、アクセルの踏み間違いや踏みすぎなどで起こる衝突を緩和し、被害の軽減に寄与するシステムです。
低速(15km/h以下)で走行している場合、ガラスや壁などの静止物を検知するとエンジンの出力を抑え、さらに距離が縮まり危険を察知すると自動(被害軽減)ブレーキが作動します。
四隅にコーナーセンサー
クルマの駐車って気を使いますよね。
特にクルマとクルマの間に止める「縦列駐車」は、前後左右の間隔を気にしないといけないので、苦手な人も多いかと思います。
ピクシスエポックは、そんな方の為にクルマの四隅にコーナーセンサーを搭載しました。
障害物までの距離に応じて警告音を変えて知らせてくれるので、クルマをこすらず縦列駐車も楽々です。
時や駐車場・車庫などでの取り回しをサポートします。
※[G“SA Ⅲ”、X“SA Ⅲ”、L“SA Ⅲ”、B“SA Ⅲ”に標準装備]
ピクシスエポック 値引きはいくらまで?ピクシスエポックの購入ガイド
トヨタ(TOYOTA) ピクシスエポック 値引き目標額
車両本体目標値引き額
21.0万円
平均目標値引き額(装備付属品込)
23.6万円
限界値引き額 (装備付属品込)
30.0万円
ピクシスエポック 値引き限界額を引き出すテクニックはこちら
最大のライバルは、スズキの「アルト」です。
アルトと競合させて揺さぶりをかけると有効です。
また、姉妹車(兄弟車)のダイハツ「ミライース」、スバル「プレオプラス」と競合させるのも効果があります。
ピクシスエポックは低価格が売りのモデルです。
車両本体からの値引きできる余力は少ない為、付属品からの値引きもしっかり交渉することが重要です。
また、正規ディーラだけでなく、業販店など「サブディラー」があればそちらとも商談してください。
ピクシスエポック 値引きを上乗せする方法
新車の値引きで重要なことは、「車両本体価格からの値引き」と「下取り車の値引き(下取り価格のアップ)」です。
下取り車がある場合、ディーラーへ下取りを出す前に「買取業者」で査定をおこなって下さい。
ディーラーの下取り価格と買取業者の買取金額では10万円以上の差が出ることはザラにあります。
いくら時間をかけて値引き交渉して数万円の値引きを勝ち取っとても、下取り金額で10万円以上も損したのではせっかくの努力が水の泡です。
オススメは、複数の買取業者に査定を依頼できる一括査定です。
あたなの愛車を1円でも高く売りたいなら、一括査定の買取金額とディーラーの下取り価格の比較は必ずおこなって下さい。