トヨタ アクア 新車 値引きの相場と限界額
【2020年2月更新】
トヨタのコンパクトカーとしてロングヒットを続けるアクア。
アクアは2011年末の登場以来、プリウス、フィットとしのぎをけずりながら、普通乗用車の月販ランキングでは常に上位をキープし続けている車です。
人気の理由は、トヨタハイブリッドカー開発17年間の知恵と技術が集結された完成度の高さだと思います。
特に、燃費については、カタログ値で38.0km/L(ガソリン1リットル当たりの走行距離)という世界トップレベルの燃費性能を持っています。
また、購買層は高めではありますが、スポーツモデルの販売数が多いことからわかるように、アクアは見た目よりハンドリングマシンという性質を持っているということです。
重量を中心におくことで、ステアリング操作に対してダイレクトに反応し、一体感のある操作が体感できます。クルマとしての性格としては、意外に走りにこだわっているのです。
トヨタのアクアですが、2018年4月に一部、仕様変更をおこないました。
衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」ですが、昼間の歩行者も検知対象に加えた「プリクラッシュセーフティ」(レーザーレーダー+単眼カメラ)を採用することで安全性を高めています。
また、駐車場などでのアクセルペダル踏み間違い時の衝突被害を防止する安全機能「インテリジェントクリアランスソナー」がオプション設定となりました。
アクアは、トヨタ販売店4系列「トヨタ店」「トヨペット店」「ネッツ店」「カローラ店」全てで取り扱っている車種になります。
この販売店は全て経営資本が異なりますので、それぞれの販売店で交渉をおこない競合させることが効果的です。
アクアの購入を考えているなら、まず、一番最初にやるべきことは、 アクアの値引き額の相場を知り、あなたが目指す値引きの限界額を決めることです。
新車の値引き交渉は、何よりも事前の情報収集が大きな鍵を握ります。
まずは、 アクアの値引き額の相場、限界額を調べ値引き交渉にはいりましょう。
至急知りたい、最新の値引き額の相場と限界額の情報
新車の値引き交渉をする前に、ゴール(目標額)を決める必要があります。
まずは、アクアの値引き額の相場と限界額をしらべましょう。値引き額は相手ディラーの都合や購入する時期などで変動はしますが、現在の相場金額を確認した上で、あなたが目指す値引き額を決めて下さい。
目安としては、値引き額の相場と限界額の中間以上をゴール(目標額)としてみてはいかかでしょうか。
また、すでに アクアの値引き交渉をおこなっている方もいると思います。そんな方は、「今、セールスマンが提示している値引き額が妥当か?」、「もしかしたら、まだ、値引き交渉ができるのではないか?」と気になりますよね。
アクアの最新値引き額を知りたいあなたの為、こちらでは、毎月、最新の値引き情報を掲載しています。
値引き情報の推移を見れば、セールスマンの提示した金額が妥当か?あといくらぐらいなら値引き交渉できるか?参考になると思います。
まずは、最新の値引き額を確認して下さい。
最新の値引き額の相場と限界額の月別推移
2020年2月 トヨタ アクア車両本体 値引き目標額の月別推移表
トヨタ アクアの値引き金額について、車両本体価格の値引き目標額の月別推移表です。
2020年2月 最新 トヨタ アクア 新車の値引き目標額と限界額
車両本体目標値引き額
25.0万円
平均目標値引き額(装備付属品込)
25.6万円
限界値引き額(装備付属品込)
30.0万円
納期
1~2か月
車両本体価格の値引き目標額25.0万円、平均目標値引き額(装備付属品込)25.6万円、値引き合計額が装備付属品込で30.0万を超えたら限界値引き額に到達したとみていいでしょう。
『月刊自家用車』値引きの神様 松本隆一氏のコメント
私の愛読書「月刊自家用車」に掲載されている、値引きの神様「松本隆一」氏のアクアの値引きについてのコメントです。
毎月、更新していますので、値引き交渉の参考にして下さい。
15万円前後の値引きで話をまとめようとしてくるケースが目立つ。ライバルはノートe-POWERとフィットHV。ただし決め手は経営の異なるトヨタ同士の争いだ。付属品をたっぷり付けたら値引きの合計を30万円以上に。GRとクロスオーバーは納車まで2か月程度かかる。
引用元:月刊 自家用車 2020年2月号
下手に高年式の中古アクアを購入するならちょっと頑張って新車を買ったほうが割安感は大きい。ノートe-POWERやフィットHVをぶつけていくのもいいが、決め手は経営の異なるトヨタ同士の争いだ。値引き合計が30万円を超えたら合格。35万円超なら特上。
引用元:月刊 自家用車 2020年1月号
店長など管理職の特別な決裁がなくても20万円程度は出せる。車両本体と付属員の値引き合計が30万円になったら合格。35万円を超えたら文句なしの特上クラスだ。新型フィットやノートe-POWERに強く反応する。ただし決め手はトヨタ4系列の競合に持ち込むこと。
トヨタ アクア ライバル車と競合 テクニックとコツ
値引きの最大テクニックは「他車との競合」です。競合は値引き交渉の原理原則ですが、この競合には「①ライバル車競合」、「②姉妹車競合」、「③同士競合」があります。
それぞれの競合について、アクアの競合相手、交渉テクニックとコツを紹介します。
①ライバル車競合
他メーカーの同クラス車と競合させる方法です。
あなたの条件にあった車をピックアップしてそれぞれのディーラーと交渉して値引き条件を引き出し、本命のアクアの交渉にぶつけるのです。
この際、「どの車にするか迷っている。」をアピールして下さい。重要なのはアクアが欲しいという事をセールスマンに悟られないことです。「どうせ最後はうちで買うんでしょう」と足元を見られ、値引きが進まない恐れがあります。
あくまで「条件があう車を検討している。」という姿勢で交渉にあたって下さい。
ニッサン(NISSAN) ノート(NOTE)
値引き目標額
車両本体目標値引き額
25.0万円
平均目標値引き額(装備付属品込)
28.9万円
限界値引き額 (装備付属品込)
35.0万円
ノート 値引き限界額を引き出すテクニックはこちら
ホンダ(HONDA) フィット
ホンダ(HONDA) フィット 値引き目標額
車両本体目標値引き額
8.0万円
平均目標値引き額(装備付属品込)
-万円
限界値引き額 (装備付属品込)
10.0万円
フィット 値引き限界額を引き出すテクニックはこちら
②姉妹車競合
同メーカー車やOEM(相手先ブランド)車など中身は同じだけど車名が異なる「姉妹関係」にあたる車同士を競合させる方法です。
トヨタのアクアには、姉妹車にあたる車はありません。
③同士競合
同じ車を経営資本が異なるディーラー同士で競合させる方法です。
「経営資本が異なる」とは、同じ販売会社でも経営者が違うということです。判断基準は名前が一文字でも違っていれば経営者が異なります。
「埼玉トヨペット」、「群馬トヨペット」は経営者が異なるということです。但し、「埼玉トヨペット 浦和支店」と「埼玉トヨペット 大宮支店」など、店舗名+◯◯支店という場合は経営者が同じになりますので、競合の対象にはなりません。
また、トヨタには「トヨタ店」、「トヨペット店」、「カローラ店」、「ネッツ店」があります。
「アクア」は全ての販売店で取り扱っていますので、それぞれの販売店で競合させる事ができます。
⇒新車の値引き交渉は競合が有効。経営資本が異なるトヨタ販売店一覧表はこちら
トヨタ(TOYOTA) アクア(AQUA)
値引き目標額
車両本体目標値引き額
25.0万円
平均目標値引き額(装備付属品込)
25.6万円
限界値引き額 (装備付属品込)
30.0万円
アクア 値引き限界額を引き出すテクニックはこちら
トヨタ アクア 新車の値引き金額をトータルで最大限に引きだすコツは
新車の値引きで重要なことは、「車両本体価格からの値引き」と「下取り車の値引き(下取り価格のアップ)」です。
「車両本体価格からの値引き」については、このサイトの値引き限界額を参考に交渉してもらえれば、必ず満足いく値引き額を獲得できると思います。
もう一つ忘れてはいけないのは「下取り車の値引き(下取り価格のアップ)」です。
下取り車がある場合、ディーラーへ下取りを出す前に「買取業者」で査定をおこなって下さい。
ディーラーの下取り価格と買取業者の買取金額では、10万円以上の差が出ることはザラにあります。いくら時間をかけて値引き交渉して数万円の値引きを勝ち取っとても、下取り金額で10万円以上も損したのではせっかくの努力が水の泡です。
オススメは、複数の買取業者に査定を依頼できる一括査定です。あたなの愛車を1円でも高く売りたいなら、一括査定の買取金額とディーラーの下取り価格の比較は必ずおこなって下さい。
トヨタ アクア 値引き交渉 生レポート
トヨタ「アクア」値引き交渉の生レポート情報です。
値引き交渉のポイント、獲得した値引き金額、競合させた車種などを公開しています。
トヨタ「アクア」の新車を購入する際には、こちらの交渉術を参考に値引きの限界額を獲得して下さい。
値引きに関する実例は、私の愛読書「月刊自家用車」から引用しています。
【2020/01】アクア クロスオーバー 値引き 24.4万円 【大阪府】
車両本体価格
2,099,840円
車両本体値引き
243,672円 ※付属品値引き含む
付属品値引き
0円
トータル値引き
243,672円
武器はライバルの見積書!直球勝負でミッション成功!!
【対抗車】
トヨタ「ヴィッツ」
ニッサン「ノート」
ホンダ「フィット」
【下取り車】
トヨタ「ウィッシュ」(15年落ち)
下取り:20万円
【値引き交渉】
15年落ちウイッシュの故障により、急遽、新車購入をすることに。
ヴィッツ、ノート、フィットも検討したが、本命はアクアに決定。
早速、トヨタA店と交渉したところ値引き金額は15万円とのことだった。
続いて経営の異なるトヨタB店へ。
トヨタA店の値引き額を伝え直球勝負を仕掛けたところ、フェア開催中ということもあり「本日限り」の条件付きで、値引き24万円、下取り10万円、支払い総額200万円を提示してきた。
支払い総額200万円をトヨタA店にぶつけて上乗せを図ったが「うちでは無理」と白旗を上げたので、B店と契約。
最終的な値引き条件は、車両本体と付属品(18万2702円)から24万3672円引きとなった。
短期決戦ではあったが、意中のクルマをゲットでき、今回のミッションは成功したと思っている。
値引き交渉のポイント
アクアは末期モデルということもあり、もうひと押しすれば値引きの上乗せができたかもしれませんが、割安な特別仕様車から24万円の値引きは立派です。
15年落ちのウィッシュの下取り額20万円にも値引き分が考慮されていると思います。
下取り車がある場合、下取り額を含めた支払総額で判断することが重要です。
【2018/10】アクア クロスオーバー 値引き 30.4万円 【神奈川県】
車両本体価格
2,052,000円
車両本体値引き
304,312円(※付属品、メーカーオプション値引き含む)
付属品値引き
0円
トータル値引き
304,312円
2年間で新車3台、お買い上げ! お得意さんには小細工しません!
昨年、トヨタの同じ販売店から2台(ランクル200/クラウンマジェスタ)を購入し、現在も所有しています。
先日「新型クラウンはどんなものか?」と思い、その店に出向きました。担当セールスさんとの雑談の中で「ペーパードライバーのカミさんに運転を練習させたいので、適当なコンパクトカーを探している」と言ったところ、アクアを勧められました。こちらはほんの軽い気持ちでしたが、「小細工はしません。一発勝負の金額を出します!」と言って、いきなり30万円引きを提示。これで一気に購入に流れが変わりした。
結局、商談から契約まで1時間の ” 極”短期勝負で契約となりました。最終的な条件は車両本体とメーカーオプション26万7840円/付属品62万1108円から値引き30万4312円です。
当初購入予定はなかったのですが、担当者から2台立て続けに購入していたことから、無駄な努力はせずに、最初の見積り金額提示に思わず判を押してしまいました。
値引き交渉のポイント
アクアは最近、値引きを緩める傾向にありますが、値引き30万円オーバーなら文句なしだと思います。ただ、付属品が62万を超えていることを考えると、もうひと押しすれば値引きの上乗せが期待できました。
【2018/09】アクア Sスタイルブラック 値引き 34.1万円 【千葉県】
車両本体価格
1,979,640円
車両本体値引き
180,000円
付属品値引き
161,357円
トータル値引き
341,357円
トヨタ3店舗でアクアを競合。代理交渉で値引きゲット!
息子が新車を購入することになったので、経験豊富な私が代理交渉することに。いろいろ検討した結果、車種はアクアに決定。下取り車もアクア(平成24年式/走行7万5000km)。
まずは私のクルマを購入した馴染みのトヨタA店で見積もりしたが、値引き20万円/下取り43万円という平凡な数字。2回目で値引き25万円/下取り50万円に上乗せしてきたが、どうもやる気が感じられない。普段の対応にも疑問を感じることがあったので、馴染みの店ではあるが、この店での購入は見送ることにした。
一方、下取り車のアクアを購入したトヨタB店の担当セールスさんはやる気満々で期待ができる。トヨタC店も絡めトヨタ同士の競合をあおった結果、3回目の交渉で車両本体とメーカーオプション(23万8680円)から18万円引き、付属品(16万7940円)から16万1357円引きとなったので、契約した。また、当初47万円だったアクアの下取り額は、最終的に59万3000円まで上乗せしてくれた。
トヨタB店の対応が良かったので、これから私の車のメンテもB店にお願いすることにした。
値引き交渉のポイント
経営の異なるトヨタ3店で競合を煽り、値引き額を引き上げています。このところアクアは値引きが緩んでいますので、もうひと押しできたかもしれません。
新車の値引きは、代理交渉も可能です。値引きに交渉に自身のない方は、家族、友人などに値引きを交渉をお願いするのも効果的です。自分の車だと遠慮する人でも、案外、他人の車だとズケズケと値引きを要求できるものです。「誰かの為に頑張る!」という意識が働くのだと思います。