マツダ CX-3 新車 値引きの相場と限界額

【2020年2月更新】

マツダ2をベースに発展したマツダ最小のコンパクトSUV「CX-3」。コンパクトながら内外装の質感にこだわり上品な仕上がりになっています。

発売当初は1.5lディーゼルターボ車のみの設定でしたが、2017年に2lガソリン車が追加されました。1.5lディーゼルターボ車の走りは力強く、高速域での燃費と動力性能はガソリン車を上回ります。その分、価格設定が高めですが、長距離ドライブ、山岳路などでの操作性はライバル車を凌ぐものがあります。

後部座席、荷室は必要最低限の広さですので、2名乗車をメインとして割り切れば、内外装の高級感はコンパクトSUV随一と言っていいと思います。

また、国が推奨する新しい自動車安全コンセプト「セーフティ・サポートカーS」(略称:サポカ―S)の「ワイド」に該当するための4つの技術を全グレードで標準装備しています。危険な状況に陥ってから対処するのではなく、危険自体を回避する、というマツダの思想を形にしました。

CX-3の購入を考えているなら、まず、一番最初にやるべきことは、 CX-3の値引き額の相場を知り、あなたが目指す値引きの限界額を決めることです。

新車の値引き交渉は、何よりも事前の情報収集が大きな鍵を握ります。

まずは、 CX-3の値引き額の相場、限界額を調べ値引き交渉にはいりましょう。

至急知りたい、最新の値引き額の相場と限界額の情報


新車の値引き交渉をする前に、ゴール(目標額)を決める必要があります。

まずは、CX-3の値引き額の相場と限界額をしらべましょう。値引き額は相手ディラーの都合や購入する時期などで変動はしますが、現在の相場金額を確認した上で、あなたが目指す値引き額を決めて下さい。

目安としては、値引き額の相場と限界額の中間以上をゴール(目標額)としてみてはいかかでしょうか。

また、すでに CX-3の値引き交渉をおこなっている方もいると思います。そんな方は、「今、セールスマンが提示している値引き額が妥当か?」、「もしかしたら、まだ、値引き交渉ができるのではないか?」と気になりますよね。

CX-3の最新値引き額を知りたいあなたの為、こちらでは、毎月、最新の値引き情報を掲載しています。

値引き情報の推移を見れば、セールスマンの提示した金額が妥当か?あといくらぐらいなら値引き交渉できるか?参考になると思います。

まずは、最新の値引き額を確認して下さい。

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最新の値引き額の相場と限界額の月別推移

2020年2月 マツダ CX-3車両本体 値引き目標額の月別推移表

情報提供元:月刊自家用車※値引き情報はあくまで参考価格であり状況により変わります。


マツダ CX-3の値引き金額について、車両本体価格の値引き目標額の月別推移表です。

現在、車両本体価格の値引きは13万円で推移していますが、出だしは5万円程度をガードが固めです。ライバル車のヴェゼルとの競合が値引き額アップに有効です。

2020年2月 最新 マツダ CX-3 新車の値引き目標額と限界額

車両本体目標値引き額
20.0万円
平均目標値引き額(装備付属品込)
19.9万円
限界値引き額(装備付属品込)
30.0万円
納期
1~2か月

車両本体価格の値引き目標額20.0万円、平均目標値引き額(装備付属品込)19.9万円、値引き合計額が装備付属品込で30.0万を超えたら限界値引き額に到達したとみていいでしょう。

『月刊自家用車』値引きの神様 松本隆一氏のコメント

私の愛読書「月刊自家用車」に掲載されている、値引きの神様「松本隆一」氏のCX-3の値引きについてのコメントです。

毎月、更新していますので、値引き交渉の参考にして下さい。

セールスマンによれば「CX-30の登場で存在感が薄くなった。正直、売りにくい。値引き条件も緩んできたので、お客にとっても狙い目」とのこと。初売りでは付属品の値引きを含めて20万円超を狙いたい。大都市部では25万円前後も期待できる。ズバリ買い頃、たたき頃!

地方はガードが固く、10万円引き程度で限界と言ってくることも。ただし以前ほど強気な売り方はしてこない。攻略のコツはC-HRやヴェゼル、XVとの競合。グレードによってはロッキー/ライズも有効。付属品をたっぷり付けたら値引き合計25万円を狙いたい

10万円程度を提示して「最近マツダは値引きをしない。これ以上は会社が許可してくれない」などと言ってくるケースが目立つ。C-HRやヴェゼル、XVをぶつけていくこと。グレードによってはロッキー/ライズも。合格ラインは付属品の値引きを含めて20万円。

マツダ CX-3 ライバル車と競合 テクニックとコツ


値引きの最大テクニックは「他車との競合」です。競合は値引き交渉の原理原則ですが、この競合には「①ライバル車競合」、「②姉妹車競合」、「③同士競合」があります。

それぞれの競合について、CX-3の競合相手、交渉テクニックとコツを紹介します。

①ライバル車競合

他メーカーの同クラス車と競合させる方法です。

あなたの条件にあった車をピックアップしてそれぞれのディーラーと交渉して値引き条件を引き出し、本命のCX-3の交渉にぶつけるのです。

この際、「どの車にするか迷っている。」をアピールして下さい。重要なのはCX-3が欲しいという事をセールスマンに悟られないことです。「どうせ最後はうちで買うんでしょう」と足元を見られ、値引きが進まない恐れがあります。

あくまで「条件があう車を検討している。」という姿勢で交渉にあたって下さい。

ホンダ(HONDA) ヴェゼル


ホンダ(HONDA) ヴェゼル 値引き目標額
車両本体目標値引き額 
18.0万円
平均目標値引き額(装備付属品込)
19.8万円
限界値引き額  (装備付属品込)
25.0万円
ヴェゼル 値引き限界額を引き出すテクニックはこちら

普段の脚にも使え、実用面でも十分な機能を持ち、なおかつ個性的な車を選びたいといユーザーの理想を叶えたのが「スペシャリティ型SUV」だと思います。2018年2月に「ビックマイナーチェンジ」を受けたヴェゼルはハイブリッドの走りが大きく進化しました。「ヴェゼル」と競合させる場合、「後部座席、荷室の広さでヴェゼルも気に入っている」といったポイントをアピールして「CX-3」の値引き引き出すのが効果的です。また、ガードが固いマツダには「ホンダはマイナーチェンジ直後だけどサービスがいい」といった攻めも効果的です。

ホンダ ヴェゼル 値引きの相場情報と限界額を引き出すテクニックはこちら

トヨタ(TOYOTA)C-HR


トヨタ(TOYOTA)C-HR 値引き目標額
車両本体目標値引き額 
23.0万円
平均目標値引き額(装備付属品込)
24.1万円
限界値引き額  (装備付属品込)
30.0万円
C-HR 値引き限界額を引き出すテクニックはこちら

現在、コンパクトSUVナンバーワンと言えば、トヨタのC-HRでしょう。トヨタのC-HRは2017年に鮮烈デビューし、その先進的なデザインとニュルブルクリンクで鍛えた走りで一躍SUVトップの座に駆け上がりました。後部座席、荷室の広さよりもスタイルを重視した点では「CX-3」と通ずるものがあります。「CX-3」の上級グレードを狙っているなら、トヨタ「C-HR」との競合は有効的です。
トヨタ C-HR 値引きの相場情報と限界額を引き出すテクニックはこちら

②姉妹車競合

同メーカー車やOEM(相手先ブランド)車など中身は同じだけど車名が異なる「姉妹関係」にあたる車同士を競合させる方法です。
マツダ「CX-3」には、姉妹車にあたる車はありません。

③同士競合

同じ車を経営資本が異なるディーラー同士で競合させる方法です。

経営資本が異なる」とは、同じ販売会社でも経営者が違うということです。判断基準は名前が一文字でも違っていれば経営者が異なります。

関東マツダ」、「湘南マツダ」は経営者が異なるということです。但し、「関東マツダ 関内店」と「関東マツダ 戸塚店」など、店舗名+◯◯支店という場合は経営者が同じになりますので、競合の対象にはなりません。

マツダには「マツダ店」、「マツダアンフィニ店」、「マツダオートザム店」があり、販売店で「CX-3」を取り扱っていますので、それぞれの販売店で競合させる事ができます。

マツダ(MATSUDA) CX-3


CX-3 値引き目標額
車両本体目標値引き額 
20.0万円
平均目標値引き額(装備付属品込)
19.9万円
限界値引き額  (装備付属品込)
30.0万円

マツダ CX-3 新車の値引き金額をトータルで最大限に引きだつコツは

新車の値引きで重要なことは、「車両本体価格からの値引き」と「下取り車の値引き(下取り価格のアップ)」です。

「車両本体価格からの値引き」については、このサイトの値引き限界額を参考に交渉してもらえれば、必ず満足いく値引き額を獲得できると思います。

もう一つ忘れてはいけないのは「下取り車の値引き(下取り価格のアップ)」です。

下取り車がある場合、ディーラーへ下取りを出す前に「買取業者」で査定をおこなって下さい。

ディーラーの下取り価格と買取業者の買取金額では、10万円以上の差が出ることはザラにあります。いくら時間をかけて値引き交渉して数万円の値引きを勝ち取っとても、下取り金額で10万円以上も損したのではせっかくの努力が水の泡です。

オススメは、複数の買取業者に査定を依頼できる一括査定です。あたなの愛車を1円でも高く売りたいなら、一括査定の買取金額とディーラーの下取り価格の比較は必ずおこなって下さい。

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マツダ CX-3 新車の値引き交渉 生レポート情報

マツダ「CX-3」値引き交渉の生レポート情報です。

値引き交渉のポイント獲得した値引き金額競合させた車種などを公開しています。

マツダ「CX-3」の新車を購入する際には、こちらの交渉術を参考に値引きの限界額を獲得して下さい。

値引きに関する実例は、私の愛読書「月刊自家用車」から引用しています。

【2018/12】CX-3 XDプロアクティブSパッケージ 値引き 27.6万円 【神奈川県】

CX-3 値引き
車両本体価格
2,803,680円
車両本体値引き
276,463円(※付属品値引き含む)
付属品値引き
0円
トータル値引き
276,463円

台風を味方につけて攻略

免許取得以来、20年間日産車を乗り継いできました。現在の愛車も日産キューブで7年間乗り続けていますが、もうすぐ車検のなので買い替えを検討。狙いは流行りの小型SUVです。まずは、日産を訪問しましたが、流石に末期モデルのジュークは論外。ノートを薦められましたがイマイチ気持ちが傾きません。そこでマツダを訪問しCX-3を試乗したところ、イッキに欲しくなりました。
(私)「20年来の日産党ですが、条件が良ければマツダに乗り換えます」
(セ)「なんとか店舗で一台売りたいので頑張ります」(台風接近中で店舗には客なし
希望金額は280万円でしたが、282万円になったので契約。値引きは車両本体と付属品(12万9133円)から27万6463円、キューブは買取専門店に5万円で売却しました。台風の影響で店内はガラガラ。週末で受注がほしかったようなので、多少の無理が効いたようです。

値引き交渉のポイント

日産からの乗り換えを強調してガードの固いマツダを攻め落としています。また、台風という悪条件を味方につけたところは流石です。このように車が売れない状況では、思わぬ値引きが飛び出すことがありますので、上手に活用して下さい。

【2018/10】CX-3 XDプロアクティブ 値引き 30.8万円 【大阪府】

CX-3 値引き
車両本体価格
2,771,280円
車両本体値引き
207,956円
付属品値引き
100,000円
トータル値引き
307,956円

何気にぶっこんだら(笑)ホンダとマツダが大激突!逆転! 逆転!! また逆転!!!

トヨタのMPVに10年間乗っていましたが、手放してから、1年半が経ちました。
しかし、勤務先の役職が変更になり、クルマないと不便な状況になってしまいました。
日頃から「クルマはいらんやろ?」って言い続けてきた妻も新車の購入にOKを出してくれました。
ただし、条件があります。
その1 妻が運転できるコンパクトなクルマであること。
その2 燃費の良いハイブリッド車もしくはディーゼル車を選ぶこと。
その3 家族5人全員が余裕をもって乗れるミニバンを本命とすること。
その4 夫婦ともにマツダ党なので、コンパクトSUVのCX-3を候補にすること(そのライバルとしてヴェゼルとC-HRも追加)。
その5 長女が大好きな嵐の櫻井君のイメージカラー赤色にすること。
本命はフリード、対抗はシエンタですが、大穴・CX-3も虎視眈々と浮上を狙っています。
これまでにMPV2台を購入していますが、セールスさんの提示してきた条件をふたつ返事で了承し、値引き交渉をしたことがありません。正直、月刊自家用車のX氏を読んで「こんな値引きのテクニックがあったんだ!」と驚きました。

【交渉1日目】
雰囲気になれるため、妻とアポ無しで近所のトヨタA店を訪れる。アポなしだったが、物腰の柔らかいセールスさんがすぐさま応対してくれた。シエンタとC-HRの見積もりをお願いしたが、やたらとエスクァイアを推してくる。
(私)「いや、ええクルマなんはわかるんやけど、ちょっと大きすぎるかなぁ」
(セ)「大きいといっても、5ナンバーやから、大丈夫ですよ」
(妻)「エスクァイアって、どんなクルマなん?」
(セ)「ミニバンです。けっこう売れてますよ」
(私)「いやぁ、好きな感じのクルマちゃうと思うで」
(妻)「とにかく見てみるわ」
 実物を見せてもらう。
(妻)「やっぱちゃうなぁ」
(私)「だから、言うたのに……」
テーブルに戻ると、シエンタの見積もりができていたが、値引き額は記載なし。今日は、雰囲気に慣れるだけなので、あえて突っ込んだ話はしない。ちなみに、セールスさんは愛嬌が良く、「この人、アリかも」といった印象だった。 愛嬌系の営業 めちゃいいやん!

【交渉2日目】
今日から本格的に交渉開始!値引きのテクニック、アポイント作戦を実行。マツダとホンダA店に事前にアポをとった。
気合充分だが、あいにく外は土砂降りの雨。ディーラーまわりの足としてレンタカーを準備しておいて良かった。妻と次男(11歳)を連れて出かけた。
まずはマツダ。夫婦揃ってCX-3は気に入っているが、2列シートがネック。また、設定価格が高く、最近のマツダは値引きも渋いというので半ばあきらめている。 
ポッチャリした愛嬌のあるセールスさんが元気よく迎えてくれた。商談の途中、退屈している次男に話しかけてくれるなど好感度はかなり高い。
この人なら値引きも頑張ってくれそうだ。CX-3、もしかしたらあるかも?と期待が高まる。
(セ)「CX-3は現在、一部改良後の新型を販売しています。旧型の在庫は残っていません」(編集部註・2018年5月17日に一部改良)
大幅な値引きが期待できる旧型でもいいと思っていたが、在庫がないんじゃ、仕方ない
新型だとかなり高くなりそうなので、やっぱりCX-3はあきらめなあかんかなぁと思いつつ、見積もりを出してもらうが、値引きの記載はなし。「やっぱり値引きは厳しいかぁ~」と思っていたら、セールスさんから耳を疑う一言。
(セ)「僕の経験から、新型でも20はいけると思います」
(私)「???」
(セ)「あっ、20は最低ラインです。決めていただけるとなったら、もっと頑張ります!」
 ん? この人、何言うてんねんやろ? 聞き間違いやんな?
値引きの神様”松本さん”曰く「かっては”値引きのマツダ”と言われていましたが、売り方を大きく変えてきました。商談の際『安売りはしません』と強気に出てくるケースが目立ちます。とくにCX-3はガードが固く、攻めにくいです」
と聞いていたので、いきなり飛び出した「20は最低ライン」の言葉には驚いた!CX-3にも望みがでてきた!って感じだ。
しかし、一旦、冷静になるため「とりあえず検討してみます」と告げて引き上げた。ちなみに、CX-3は値引きが20万円で計算しても、支払い総額は290万円近くなり、予算をオーバーする。
次はホンダA店。担当のセールスさんは20代前半の草食系男子。声が小さくて何を言っているのか、よく聞き取れない。説明もなんかわかりにくいし、この子、大丈夫かな?と不安になる。しかも、商談の途中で先輩セールスさんと交代。聞けば「他のお客さんと約束がかぶったとのこと」。(えー何やそれ! ありえへん!)。
(私)「フリードの見積もりに値引きがないけど、なんぼぐらいになります?」
(セ)「フリードは13万円が限界です。それ以上は無理です」
口ぶりからすると、なんかほんまにムリそうやなぁと思う。それ以上に、あの草食系君からは買う気にはならない(笑)。
帰宅途中の会話。
(私)「クルマって、セールスさんによって印象が変わるんやな」
(妻)「ホンダの草食系君、ないわ~」
(私)「同感や! それに比べてマツダ、ええ感じやな」
(妻)「同感や!」
その夜、マツダのセールスさんから電話が入り、「この週末にもう一度、ご来店をお願いできませんか?めっちゃいい条件が出せそうなんです」とのこと。大穴だったCX-3が急浮上してきた!

【交渉3日目】
まずはホンダB店へ。朝から、めっちゃいい天気で、いい日になりそうな気がする!今日も妻と次男が一緒だ。
ベテランセールスさんが迎えてくれた。穏やかでいい人~って感じだ。
先日行ったホンダA店では土砂降りの雨に阻まれてじっくり見ることできなかったフリードとヴェゼルだが、今回はしっかりチェックできた。フリードが本命だが、ヴェゼルも魅力的でいい感じだ。
妻は相変わらず「小さいミニバンがいい!」と主張して、フリードを試乗。久しぶりの運転の為、はじめは緊張気味であった妻も「フリード、ほんまええわぁ」とえらく気に入った様子(笑)。
セールスさんには「本命はフリード」と、バレてしまったようで、フリードの見積もりだけを出してくる。値引きはいきなり15万円を提示してきた。
このセールスさん、「穏やかな感じでふわっとしているけでど、意外とやり手なんかなぁ。」と思い、
(私)「もしも ” 今日決める”と言ったら、なんぼになります?」
と何気にぶっこんでみた。すると、今までのふわっとした雰囲気から一瞬で本気モードになった。
(セ)「わかりました! しばらくお待ちください」
奥に引っ込んでしまった。「あれ、やってもうた? 本気にさせてもうたかなぁ。正直、決めるきないで」と思っていると、しばらくして戻ってきた。
(セ)「今日決めていただけるなら、これでいきます」
提示してきたフリードの条件は車両本体と付属品19万2996円から約28万円引き!うそやん!まじで!まさかの展開に同様を隠せない二人。本命やし、一瞬、決めてしまおうかと思ったが、心の中で落ち着け、落ち着けと言い聞かせる。
(私)「このあと、トヨタさんとマツダさんと約束しているので、今この場で決めることはできません。でも、今日中に必ず戻ってくるので、返事を待って下さい?」
(セ)「わかりました。いい返事をお待ちします」
ふぅ~危ない、なんとか逃げることができた。
車中で、緊急家族会議を開催。
(妻)「値引き28万円。本命のフリードでほぼ決まりやね!」」
(私)「そうやね、でも、ライバルの最終的な条件をもって、ホンダダに戻って、もうひと押しして決めようか?」
(妻)「でも、それやったら今日決めることになるね」
(私)「この流れやったら腹くくらんとしゃあない。今日、印鑑をつく覚悟を決めるわ」
トヨタA店へ乗り込む。先日のセールスさんが出迎えてくれた。
(私)「ぶっちゃけ言いますね。フリードが28万円引きで、支払い総額265万円となっています。シエンタが同じ数字なら妻が気に入っているフリードになります」
(セ)「わかりました。少々お待ちください」
しばらくして戻ってきた。提示してきたシエンタの条件は車両本体とメーカーオプション18万9000円/付属品24万1488円から26万7733円引きで、支払い総額は265万円。
(セ)「これが限界です」
「同じだったらフリードに決める」って言ったはずだけど聞いていない?……とりあえず態度を保留して、マツダA店へ。
ほとんどフリードに決まりという感じだが、マツダ党の私としてはひそかにCX-3の逆襲も期待している。
例の感じのいいセールスさんにこれまでの経緯を伝えて、
(私)「フリード、シエンタは総額265万円です。さすがにCX-3を同じ265万円にしてくれとは言えませんが、できるだけ近づくように頑張ってください!」
(セ)「わかりました! 頑張ってみます」
待つこと10分。提示してきた条件は……支払い総額280万円!
(私)「なるほど、頑張ってくれましたね」
平静を装っているが、逆算すると値引きは30万円を超えてる。(えーほんまかいな!自分、めちゃくちゃするなぁ)
これで “99%決まり!”だった本命のフリードからCX-3へ大きく気持ちが揺らぐ。
マツダ党の妻も心の底では「CX-3が欲しい!」と思っているようで、表情からうぁ~どうしよ!?という気持ちがありありと表れている(笑)。
(私)「今日中に返事をしますが、とりあえず一回落ち着いて考えます。」
しどろもどろになりながら、引き上げた(笑)。
自宅に戻って、家族会議。
CX-3に大きく気持ちは傾くものの、家族5人なので2列シートがネックなっている。「とりあえず一回ホンダに電話してみよう! ドライブレコーダーを無料サービスにしてくれるんやったらフリードにして、ダメやったらCX-3にしよう」となった。
ホンダB店にTEL。ドラレコの無料サービスをお願いしたが、「もう限界なんです。ぜったいにムリです」あえなく断られてしまった。
これで腹は決まった。CX-3にしようと思った時、ホンダB店から電話が入った。
(セ)「ドラレコ、付けるので、何とか決めてください!」
えー、わずか数分で ” ぜったいムリ”からまさかのOK。せっかく決まりかけたのに、また迷走に突入することに……さ~どうしよう。
その後も、妻とあーでもないこーでもないと、さんざん迷っていると、長女がバイトから帰宅した。そので「3列シートじゃなきゃ嫌だ」とこだわっていた長女に意見を訊いてみる。
私(カタログを見せながら)「こっちがフリードで3列シート、こっちがCX-3で2列シート、どっちがいい?」
長女「カッコいいから、こっち!」
長女が選んだのはCX-3!やっぱり年頃、実用性よりカッコよさが決め手となった。
これで決定! トヨタさんとホンダさんに丁重にお断りの電話を入れてから、いざ、マツダへ!
(私)「フリードで決まりかけていましたが、長女の一言でCX-3が大逆転です!私たち夫婦だけでなく、長女もマツダ党に入党しました」(笑)
(セ)「ありがとうございます!」
(私)「で、燃料満タンで納車してもらえませんか?」
(セ)「わかりました!」
最終的な条件は車両本体から20万7956円引き、付属品16万7995円から10万円引きとなっていた。
はじめての本格手な値引き交渉ということで、右も左もわからず、流れに押されて想定外の短期間できめてしまいました。ただし、値引き交渉の楽しさはしっかりと実感できました。始める前は”値引き額がすべて”なんて思っていましたが、終了した今では「セールスさんの人柄って決定にすごい影響があるんだな」と強く感じています。最終的に一番気に入ったセールスさんから、一番気に入った車を購入することができて、ほんとうに良かったです。今回、商談に付き合ってくれたセールスさん、すべてに深く感謝します。

値引き交渉のポイント

値引き交渉は「じっくり構えてこちらのペースに引き込む」のが基本ですが ” 商談のプロ”を相手にするため、そううまくはいきません。状況によっては ” 流れに乗って一気に攻める”という臨機応変な対応をしたほうが成功することもあります。今回はまさにそのケースにあてはまります。「本格的な交渉は初めて」とのことで戸惑う場面も多々ありましたが ” ここが勝負”と判断した勘どころは見事でした。ホンダの「決めてください」との突っ込みを上手にかわし、マツダに「同じ数字にしてくれとは言いませんが、できるだけ近づけるように頑張ってください」と迫るやり方はこれから商談をする読者に大いに参考となるでしょう。