マツダ マツダ2 新車 値引きの相場と限界額
【2020年2月更新】
マツダ2の購入を考えているなら、まず、 マツダ2の値引き額の相場を知り、あなたが目指す値引きの限界額を決めることが重要です。
新車の値引き交渉は、何よりも事前の情報収集が大きな鍵を握ります。
まずは、 現在のマツダ2の値引き額の相場、限界額を調べ値引き交渉に望んで下さい。
そうすれば、値引き交渉中に必ず出てくるセールスマンの常套文句「この値引き額が限界です」といった言葉に惑わされることもありません。
特に、マツダの「マツダ2」は、ガードが固く7~8万円程度の値引き額でまとめようとするケースが多いので注意して下さい。
至急知りたい、最新の値引き額の相場と限界額の情報
マツダ2の新車の値引き交渉をする前に、まずは値引きの目標額(ゴール)を決める事が重要です。
まずは、マツダ2の値引き額の相場と限界額をしらべ交渉に望んで下さい。値引き額は相手ディラーの都合や購入する時期などで変動はしますが、現在の相場金額を確認した上で、あなたが目指す値引き額を決めて下さい。
目安としては、掲載している値引き限界額の参考に、あなたが目指す値引きの目標額(ゴール)を決めてみてはいかかでしょうか。
また、すでに マツダ2の値引き交渉をおこなっている方もいると思います。そんな方は、「今、セールスマンが提示している値引き額が妥当か?」、「もしかしたら、まだ、値引き交渉ができるのではないか?」と気になりますよね。
マツダ2の最新値引き額を知りたいあなたの為、こちらでは、毎月、最新の値引き情報を掲載しています。
値引き情報の推移を見れば、セールスマンの提示した金額が妥当か?あといくらぐらいなら値引き交渉できるか?参考になると思います。
まずは、最新の値引き額を確認して下さい。
最新の値引き額の相場と限界額の月別推移
2020年2月 マツダ マツダ2車両本体 値引き目標額の月別推移表
マツダ マツダ2の値引き金額について、車両本体価格の値引き額の月別推移表です。

2020年2月 最新 マツダ マツダ2 新車の値引き目標額と限界額
車両本体目標値引き額
15.0万円
平均目標値引き額(装備付属品込)
14.0万円
限界値引き額(装備付属品込)
20.0万円
納期
1~2か月
車両本体価格の値引き目標額15.0万円、平均目標値引き額(装備付属品込)14.0万円、値引き合計額が装備付属品込で20.0万を超えたら限界値引き額に到達したとみていいでしょう。
『月刊自家用車』値引きの神様 松本隆一氏のコメント
私の愛読書「月刊自家用車」に掲載されている、値引きの神様「松本隆一」氏のマツダ2の値引きについてのコメントです。
毎月、更新していますので、値引き交渉の参考にして下さい。
緩む傾向がみえてきた。車両本の値引き合計が15万円前後になったら合格。17~18万円なら特上クラスだ。攻略のコツはヤリスと新型フィットをぶつけていくこと。値引きのゆるいアクアやノートをぶつけていくのもいい。経営の違うマツダがある地域は同士討ちを。
引用元:月刊 自家用車 2020年2月号
地方によっては「値引きは5万円。これ以上できない」などと言ってくることも。ただしこのところ多少とも緩む傾向がみえてきた。大都市部では車両本体と付属品の値引き合計が15万円を超えるケースが目立つ。ヤリスや新型フィット、ノートなどをぶつけていくこと。
引用元:月刊 自家用車 2020年1月号
車両本体3万円引き+付属品割引10%でストップをかけてくるケースが目立つ。現状では車両本体と付属品の値引き合計が12~13万円になったら合格。15万円前後なら文句なしの特上クラスだ。攻略のコツは新型フィットネスをぶつけていくこと。アクアやノートも効果的だ。
マツダ マツダ2 ライバル車と競合 テクニックとコツ
値引きの最大テクニックは「他車との競合」です。競合は値引き交渉の原理原則ですが、この競合には「①ライバル車競合」、「②姉妹車競合」、「③同士競合」があります。
それぞれの競合について、マツダ2の競合相手、交渉テクニックとコツを紹介します。
①ライバル車競合
他メーカーの同クラス車と競合させる方法です。
あなたの条件にあった車をピックアップしてそれぞれのディーラーと交渉して値引き条件を引き出し、本命のマツダ2の交渉にぶつけるのです。
この際、「どの車にするか迷っている。」をアピールして下さい。重要なのマツダ2が欲しいという事をセールスマンに悟られないことです。「どうせ最後はうちで買うんでしょう」と足元を見られ、値引きが進まない恐れがあります。
あくまで「条件があう車を検討している。」という姿勢で交渉にあたって下さい。
マツダ2なら、ホンダのフィット、トヨタのアクア、ニッサンのノートがライバル車になります。
まずは、フィット、アクア、ノートの値引き交渉をおこない、その値引き金額をもとに本命のマツダ2の交渉にあたって下さい。
特にアクアは、値引きが緩く激安状態なので大きな値引きが期待できます。「トヨタのアクアはここまで値引きしてくれた。マツダ2にも頑張って欲しい」などと攻めると効果的です。
トヨタ(TOYOTA) アクア(AQUA)
値引き目標額
車両本体目標値引き額
25.0万円
平均目標値引き額(装備付属品込)
25.6万円
限界値引き額 (装備付属品込)
30.0万円
アクア 値引き限界額を引き出すテクニックはこちら
ホンダ(HONDA) フィット
ホンダ(HONDA) フィット 値引き目標額
車両本体目標値引き額
8.0万円
平均目標値引き額(装備付属品込)
-万円
限界値引き額 (装備付属品込)
10.0万円
フィット 値引き限界額を引き出すテクニックはこちら
ニッサン(NISSAN) ノート(NOTE)
値引き目標額
車両本体目標値引き額
25.0万円
平均目標値引き額(装備付属品込)
28.9万円
限界値引き額 (装備付属品込)
35.0万円
ノート 値引き限界額を引き出すテクニックはこちら
②姉妹車競合
同メーカー車やOEM(相手先ブランド)車など中身は同じだけど車名が異なる「姉妹関係」にあたる車同士を競合させる方法です。
マツダ2には、姉妹車はありません。
③同士競合
同じ車を経営資本が異なるディーラー同士で競合させる方法です。
同じマツダの販売店でも「関東マツダ」、「湘南マツダ」など、店名が一文字でも違えば経営者が異なると思って下さい。
経営者が異なれば、マツダ2同士で競合させることができますので、それぞれの販売店でマツダ2の値引き交渉をおこなうことが可能です。
また、マツダには「マツダ店」、「マツダアンフィニ店」、「マツダオートザム店」があり、全ての販売店で「マツダ2」を取り扱っています。これらの販売店も店名が異なるので経営者が違うということですのでそれぞれの販売店で競合させる事ができます。
実は、この「同士競合」が、値引き交渉には一番効果が高い方法です。まずは、ライバル車との値引き交渉で揺さぶりをかけて、最後は、経営の異なるマツダ同士の競合で決着をつけて下さい。
但し、「関東マツダ 関内店」と「関東マツダ 戸塚店」など、販売店+◯◯支店という場合は経営者が同じになりますので、競合の対象にはなりませんので注意して下さい。
各都道府県のマツダ販売店は、マツダHP「販売店検索」より検索できますので参考にしてみて下さい。
マツダ(MAZUDA) マツダ2
マツダ2 値引き目標額
車両本体目標値引き額
15.0万円
平均目標値引き額(装備付属品込)
14.0万円
限界値引き額 (装備付属品込)
20.0万円
マツダ マツダ2 新車の値引き金額をトータルで最大限に引きだすコツは
新車の値引きで重要なことは、「車両本体価格からの値引き」と「下取り車の値引き(下取り価格のアップ)」です。
「車両本体価格からの値引き」については、このサイトの値引き限界額を参考に交渉してもらえれば、必ず満足いく値引き額を獲得できると思います。
もう一つ忘れてはいけないのは「下取り車の値引き(下取り価格のアップ)」です。
下取り車がある場合、ディーラーへ下取りを出す前に「買取業者」で査定をおこなって下さい。
ディーラーの下取り価格と買取業者の買取金額では、10万円以上の差が出ることはザラにあります。いくら時間をかけて値引き交渉して数万円の値引きを勝ち取っとても、下取り金額で10万円以上も損したのではせっかくの努力が水の泡です。
オススメは、複数の買取業者に査定を依頼できる一括査定です。あたなの愛車を1円でも高く売りたいなら、一括査定の買取金額とディーラーの下取り価格の比較は必ずおこなって下さい。
マツダ マツダ2 値引き交渉 生レポート
マツダ「マツダ2」の値引き交渉についての生レポート情報です。
値引き交渉のポイント、獲得した値引き金額、競合させた車種などを公開していますので、マツダ「マツダ2」の新車を購入する際には、こちらの交渉術を参考に値引きの限界額を獲得して下さい。
値引きに関する実例は、私の愛読書「月刊自家用車」から引用しています。
【2019/04】マツダ2 15Sツーリング 24.1万円【東京都】
車両本体価格
1,819,800円
車両本体値引き
241,218円(※付属品値引含む)
付属品値引き
0円
トータル値引き
241,218円
甥っ子の助太刀で値引きアップ
これまでトヨタ車しか乗った事がないので、今回もヴィッツに買い替えを検討していましたが、甥っ子から「色々なメーカーに乗ってみたら」と言われ、マツダの「マツダ2」を薦められました。そこで甥っ子に付き添ってもらいマツダと値引き交渉を開始。マツダから提示された値引きは17万5000円。
(甥っ子)「ヴィッツも同じくらいの値引きをだしています。マツダに乗り換えるにはもって思い切った値引きがなければできません」
(セ)「ご紹介できていただいているので、駆け引きなしで支払い総額190万円にします」
(私)「総額190万円なら満足」(心の声)
(甥っ子)「希望ナンバー(1万4040円)を付けて190万なら決めます」
店長に相談してOKがでたので、めでたく契約となりました。最終的に車両本体と付属品(9万4068円)から24万1218円引きとなりました。時間をかけず「今すぐ車が欲しい」という本気の姿勢で交渉にあたった事が良かったと思います。甥っ子に感謝です。
値引き交渉のポイント
マツダ2は人気車の為、ガードが固く、地方では10万円引き程度の値引きでストップとなる事が多いです。激戦区の東京ということもありますが、24万円引きは大成功です。値引率も12.6%になっています。今回、甥っ子さんの活躍が大きいのですが、このように値引き交渉が苦手は人は、知人に手伝ってもらうことをおすすめします。案外、自分のことなら強く言えない場合でも、知人のためならズケズケ言える事があります。
【2019/01】マツダ2 15C 15.1万円【新潟県】
車両本体価格
1,447,200円
車両本体値引き
80,910円
付属品値引き
70,194円
トータル値引き
151,104円
本命からの鞍替え
当初、本命が「ノートe-POWER」、対抗が「アクア」で「マツダ2」は候補ではありませんでした。燃費を最優先として電気自動車の「ノートe-POWER」、ハイブリッドの「アクア」を狙っていましたが、値引きが厳しいとなると車両価格が高額は「ノート」、「アクア」を選ぶより、値段の安い「マツダ2」を購入したほうが、ガソリン代を計算してもお得だと判断して鞍替えしたことが成功です。また、その成功は、値引きの原則「他社と競合させる」ことを実践した為、値引き条件の良い「マツダ2」に鞍替えできたということです。
夫婦共同作戦
夫婦共同作戦が見事成功した事例です。夫婦で交渉する場合「どちらかが悪役にまわること」がポイントです。どちらかが席を外している時に「奥さんは他社の車を気に入っているが、私はこちらの車を推している。納得いく値引き金額がでれば、奥さんを説得するので頑張ってほしい。」などと伝えれば、セールスマンも「がんばります」と一生懸命になってくれます。この作戦は、奥さんが同席していなくても使えますので、ぜひ、実践してみて下さい。特に、自分で値切るのが苦手な方は「奥さんが◯◯万円でないと買わないと言っている」などと言えば、自分が悪者にならなくてすみますから気持ちも楽になりますね。
根気よく粘り勝ち
新車の値引き交渉は長期戦です。決算時期、ディラーの都合によっては、一発勝負で可能な場合もありますが、通常、一回の交渉で満足のできる値引き額は獲得できないと思って下さい。ポイントはセールスマンの言葉は信じないことです。「これで限界です」、「今日、決めてもらえる◯◯円引きます」などは、無視して下さい。「限界です」は、担当者の限界であって、店長などの「限界」は別です。この事例でも、マツダ2の交渉だけで4度来店していますが、最後は店長の上の決裁を勝ち取っています。しかし、それは何度も交渉をおこなった為、こちらの本気度がセールスマンに伝わった結果だということです。
【2018/12】マツダ2 XDミストマルーン 値引き16.7万円【埼玉県】
車両本体価格
2,257,200円
車両本体値引き
167,031/span>(付属品値引き含む)
付属品値引き
0円
トータル値引き
167,031円
下取りアップで決着
愛車のホンダ「N-ONE」が6年/9万kmになったので買い替えを決意。買取専門店に査定してもらったところ最高額は35万円だった。本命はホンダ「フィット」、対抗はマツダ「マツダ2」で値引き交渉を開始。
本命のフィットから交渉を開始すると、なじみのセールスマンさんは「大事なお客様なので精一杯がんばります」と頑張ってくれた。2回目の交渉では車両本体と付属品から35万円引き、下取り30万円と好条件が飛び出した。
一方、対抗のマツダ2は近所のマツダA店で商談したところ、値引き10万円/下取り25万円とかなり渋い。最近のマツダは値引きが固いという噂は本当だった。しかし、奥様がマツダ2をえらく気に入って惚れ込んでしまった。そこでマツダ「CX-5」に乗っている友人にマツダB店を紹介してもらった。
当初、マツダA店と同条件だったが、交渉ポイントを下取り車へ変更した結果、最終的には車両本体と付属品(23万3127円)から16万7031円引き。下取り車は40万円と大幅にアップ。目標額に限りなく近づいたので決定した。
値引き交渉のポイント
マツダ2は一部改良により値引きが渋い状態で値引きは10万円程度で決着をつける販売店が多いなか、16万円超の値引きはかなりの値引額です。また、下取りは買取専門店の35万円を上回る40万円はかなりの高取りです。通常、下取りより買取専門店の買取金額のほうが上回る傾向にありますが、値引きが渋いマツダ2のような場合、高取りすることで値引き分をカバーする場合があります。今回のように、下取り車がある場合は、買取専門店、販売店の両方で査定してもらい比較することが高取りを勝ち取る秘訣です。
【2018/11】マツダ2 15S ノーブルクリムゾン 値引き21.0万円【群馬県】
車両本体価格
1,792,800円
車両本体値引き
210,000円(※付属品値引き含む)
付属品値引き
0円
トータル値引き
210,000円
まさかの旧型が売り切れ。店長決裁で逆転ホームラン
マツダ2(平成23年)の車検に訪れたところ、「マツダ2のガソリン車が1300から1500にマイチェンします。在庫の1300ならお安くできます」と売り込んできた。「安くなるなら」と購入に気持ちが傾いたが、数日後「すみません。1300が売り切れました」とのこと。だったら「車検を通す」と伝えると「新型の値引きも頑張ります」というので交渉を継続した。希望は「旧型なみの支払い条件」だが、流石に無理があるのか交渉は進まず暗礁に乗りあげてしまった。「もう無理かな」と諦めかけていたところに店長さんが登場。
(店)「以前からお名前は存じています。なんとか私がやらせていただきます」
と店長決裁が飛び出しました。
結果、車両本体と付属品(11万9356円)から20万9988円引き、下取り15万円(当初13万円)となったので契約した。予定していなかった購入の為、他店と競合させる時間もなかったが、ほぼ予算通りの金額で購入できて良かった。
値引き交渉のポイント
初志貫徹、「旧型なみ条件でなれば車検を通す」と強気に攻めた事が勝因です。一時はどうなることかと思われましたが、見事、店長決裁を勝ち取っています。ことのように、値引き金額の限界は交渉相手によって異なります。担当セールスの値引きが限界額に達しても、根気よく交渉を続ければ店長、部長決裁が飛び出します。上長の決裁を引き出すことが値引き交渉のポイントです。
【2018/07】マツダ2 13S ノーブルクリムゾン 値引き26.2万円【埼玉県】
車両本体価格
1,884,600円
車両本体値引き(※付属品値引き含む)
261,671円
付属品値引き
0円
トータル値引き
261,671円
“父のDNA”は脈々と生きていた!“値引き+高取り”で実質30万円!
現在の愛車は小さくてカワイイアップ! 約5年間で5万9000kmほど走りました。基本性能は「こんなに小さいのに走りが安定している。素晴らしい!」と両親も絶賛するほど優れています。まだ乗っていたい気持ちもありますが、車検切れ(保証も終了)を機に買い替えを決意!
ちなみに、値引き交渉は一人では不安なので、これまで十数台のクルマを乗り継いだ父にサポートを受けることにしました。
本命はマツダ「マツダ2」、対抗はアップ!。その他、クロスビー、スイフトスポーツスポーツ、ポロにも興味があります。共通点は走り/内装/ボディカラー/楽しさなど、どこかにキラリと光る強い個性があるクルマという点でしょうか。
【交渉1日目(土曜日)】
アップ!を購入したVW店へ。父のアドバイスで事前にアポをとっておきました。新型ポロの発売記念の特別割引を期待していたのですが…
(セ)「新型ポロはどんなに引いても10万円です。ハイアップ!でしたら、20万円引は引きます。」
と期待外れの提示です。
アップ!からアップ!への買い替えなので、いきなり30万円引きかと期待したんですが……。ただ、父によれば「値引きは少ないが、下取り額の20万円はなかなかいい値段だ」とのことです。
●ポロ
値引き10万円 下取り20万円 支払い総額293万6000円(付属品4万1418円を含む)
●アップ!
値引き20万円 下取り20万円 支払い総額186万7000円(付属品3万2400円を含む)
【交渉2日目(日曜日)】
本命・マツダ2を取り扱うマツダA店。この日も事前にアポをとっておいたので、すぐに試乗できました。
(セ)「いかがでしょう? マツダ車は今お乗りのドイツ車と同様、走りにこだわっています」
(私)「はい、いい感じです」
(セ)「赤いシートが女性に大人気なんですよ」
(私)「私も赤いシートがとても気に入っています。しかし問題は予算。私が購入できるような見積もりをお願いします。付属品はフロアマットのみ、納車の時は取りに来るので、納車費用はカットしてください」
(セ)「わかりました。ただ、セールスが出せる値引きは、マツダ2の場合、最大5万円までとなっています。そのかわり値引きとは別にナビ用のSDカード(4万8600円)をサービスでお付けします」
(私)「アップ!の下取りですが、VWでは20万円を付けてくれました。こちらでは上乗せできますか? 」
(セ)「すみません、上乗せは難しいです。輸入車の査定は厳しい値段になってしまいます」
(私)「では、買取専門店にもみせてみます。下取りに出すか決める時期は納車の直前で大丈夫ですか?」
(セ)「はい、大丈夫です」
作戦会議の際、”値引きの海見様”松本さんから「アップ!は下取りに出すより買い取り専門店に売ったほうが高値が付く可能性があります。ネットの一括査定サービスを利用して、数社に入札方式で買取金額を競わせるガレージオークションが有効です」とのアドバイスもらっていましたので試してみます。
●マツダ2(マツダA店)
値引き5万円 下取り10万円 支払い総額193万円(メーカ ーオプション10万8000円 /付属品2万2788円を含む)
次はスイフトスポーツスポーツ。父がイチ推しのクルマです。スイスポの走りはかなりスポーティ!でも、内装の質感がマツダ2に比べると安っぽさを感じます。続けてクロスビーにも試乗。こちらは見晴らしが良く、パワーも適度にあり運転も楽しいです。
お店に戻って商談開始。アップ!の下取りは、マツダ同様「輸入車の査定は厳しくなってしまう」とのこと。その分「カーナビを半額で提供します」との事です。値引きはスイフトスポーツスポーツ、クロスビーどちらも14万円。カーナビの半額分と合わせて28万円引きとなります。
(私)「下取り査定をもっと頑張って欲しいです。スイスポもクロスビーも気に入っているので、買える条件のご連絡をまっています」
と言って引き上げました。
●スイフトスポーツスポーツ
値引き14万円 下取り15万円 支払い総額213万7000円(ナビ14万円=半額/フロアマット2万142円を含む)
●クロスビー
値引き14万円 下取り15万円 支払い総額218万8000円(ナビ14万円=半額/フロアマット2万9484円を含む)
続いて、経営の違うマツダB店へ。担当してくれたのは“ぐっさん”こと、タレントの山口智充さんに似たベテランセールスさんです。
提示してきた見積もり総額は約223万円。A店では入っていなかった点検パック(7万8790円)と、A店では無料サービスになっていたナビ用SDカード(4万8600円)などが計上されていました。
(セ)「下取りは13万円です。値引きは目標20万円というところでしょうか……」
(私)「目標ですか?」
(セ)「はい、目標です。『そこまでいったらスゴイですね』ってことだと思ってください」
さすが、ベテラン、なんだか面白い言い方で煙に巻いてきます。これ以上、突っ込んだ話をすると、相手のペースになってしまいそうなので、早々に引き上げました。
帰りのクルマで父と作戦会議。父曰く「セールスマンがはっきりした数字を口にしたら、それはOKと思っていい。マツダB店のマツダ2の条件は値引き20万円、下取り13万円で、支払い総額190万円。マツダA店を攻めるにはいい武器が手に入った」とのこと。
値引き交渉の奥の深さを知りました。
●マツダ2(マツダB店)
値引き20万円 下取り13万円 支払い総額190万円
【交渉3日目(土曜日)】
昨晩、マツダB店さんから着歴あり。父によれば「こういうときはいい話があるはずなので、すぐに出向いて商談したほうがいい」とのこと。早速、B店を訪問しました。
(私)「電話、ありがとうございました。きっといい条件が聞けると思い、朝一番でやって来ました」(笑)
(セ)「ありがとうございます。では、先日申し上げた“値引き目標20万円”から“目標”を取って“値引き20万円”にします。ただし、この条件は来週末限りです」
(私)「実は他の候補車と迷っています。とくに父のお勧めのスイスポが気になっています。だから『マツダ2を選んで間違いなかった!』と思えるような、お得な条件をお願いします」
(セ)「では、車庫証明費用をカットします。ただし、これ以上のサービスを期待されても、あとはスマイルだけしかありませんよ」(笑)
●マツダ2(マツダB店)
値引き20万円 下取り13万円 支払い総額188万円(メーカーオプション10万8000円 /付属品7万1388円/点検パック7万8790円を含む)
続いてVW店に出向いて、新型ポロに試乗してみました。ここで重要はことに気づきました。なんと、シートヒーターが付いてない! 旧型ポロの特別仕様車マイスターには付いていたのに……寒がりの私には大きなマイナスポイントです。しかも、値引き額は、前回提示した5万円が限界とのこと。残念ながらポロは脱落です。
【交渉4日目(日曜日)】
私はマツダ2を気に入っていますが、父は「スイスポが気になる」と言って、一人でスズキに出向いていきました。その結果、下取りは前回の15万円から20万円にアップ、値引きも14万円から20万円になったそうです。
●スイフトスポーツスポーツ
値引き20万円 下取り20万円 支払い総額202万7000円(ナビ14万円=半額/フロアマット2万142円を含む)
前回より10万円も下がったけれど、支払い総額はまだ200万円を超えています。今回の候補車のなかで、私と感覚が合うのはマツダ2です。
そこで、マツダA店に最終交渉を仕掛けました。ちなみに、前回のA店の条件は値引き5万円/下取り10万円で、支払い総額は193万円+ナビ用SDカード(4万8600円)の無料サービスでした。
(私)「私と相性がいいのはマツダ2です。実は、マツダB店とも商談していて、点検パックを含めて支払い総額188万円が出ていますが、セールスさんからマツダ2を購入したいです。ぜひ、私が購入できるような条件をお願いします!」
(セ)「いくらであれば決めていただけますか?」
(父)「180万円!」
(セ)「そこまでは、厳しいです。Xさんが欲しい付属品をすべてピックアップしてください。その金額を見て、店長との交渉額を考えます」
実は前夜、オプションカタログをじっくりチェックして必要な付属品をセレクトしておきました。まずは前回の見積もりに入っていたフロアマット(おしゃれなオーダー品を買うことにしました)を削ります。かわりにナビやデイライトなど約14万円分の付属品をお願いしました。
(セ)「ご希望はおいくらですか?」
(私)「180万円で!」(笑)
(セ)「絶対に無理です」(笑)
(私)「ですよね、失礼しました。では、193万円で買います! この通り、今日は実印も持ってきています」(テーブルに置きます)
(セ)「う~ん……厳しいですが、この金額で店長と交渉してみます」
(私)「よろしくお願いします」
しばらくして戻ってきました。
(セ)「申しわけございませんが、2万円だけご負担していただき、195万円でお願いできませんか……」
(私)「では、ほかの店で購入したダブルホーンを持ってくるのでサービスで取り付けて下さい。OKなら195万円で契約します」
結果、店長よりOKがでたので、サインしました。
最終的に車両本体と付属品19万2647円(ナビ用SDカードを含む)から値引き26万1671円、下取り14万3550円(リサイクル費用戻し分1万3550円を含む)となっていました。なお、下取り車を買い取り専門店に売却した場合は下取り分(14万3550円)をプラスして支払えばいいことも確認しておきました。
後日、納車日(契約から42日後)が決まったので、買取専門店を集めて”ガレージオークション”を実行しました。
まずはWebにて一括査定を申し込みます。送信してから10分も経たないうちに電話が鳴りだしました。
数日後、我が家のガレージにてオークションを開催。入札最低価格は下取り額+約3万円の17万円。参加は4社。名刺の裏側に買い取り金額を記載して提出していただく入札方式を採りました。
その結果、18万1000円で落札! 差し引き3万7450円の成果となりました。
値引き交渉のポイント
「本格的な商談は初めて」とのことですが、そこはそれ、父上のDNAが脈々と生きていて、有効なキーワードを駆使して上手に上乗せを迫っています。事前にアポを取ったり、付属品や納車費用をカットしたり、下取り車の処分を確認したり、といったやり方は“先輩”がしっかりとアドバイスしてくれたようです。さらに、土壇場での落とし方も見事でした。
ガードの固いマツダ2から約26万円引き/値引き率12.6%なら文句なしの特上クラスです。ガレージオークションでの稼ぎを含めると、実質的に30万円引きに成功したと考えていいでしょう。